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Japanese Dream
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2026-09-06

In Tokyo, easy Japanese beats English

東京では、英語よりやさしい日本語が選ばれている

東京の外国人住民に「情報をどの言語で読みたいか」と聞くと、やさしい日本語が41.3%、英語が35.9%でした。

日本語のほうが多いのです。しかも、日本語を選んだ人の多くは流暢とは程遠い人たちです。

これは東京都つながり創生財団の調査です。私はこの数字で、長く持っていた思い込みを一つ壊されました。外国人住民に親切にするというのは、英語に切り替えることだ、という思い込みです。

なぜそれが成り立たないかは、熊本を見ると分かります。熊本県の外国人住民は、半数以上がベトナムやインドネシアなど、英語が第一言語ではない国の出身です。英語で渡しても、問題は解決したのではなく、移っただけです。県の担当も今ははっきり言っています。英語ではなく、やさしい日本語を先に出す、と。

7月の地震のあと、地元のIT企業WizTryが翌日に支援サイトを立ち上げました。そこにはこう書かれていました。「水を くばる 場所が あります。お金は いりません。」

短い文。ふだん使う言葉。目が区切りを見つけられるように、意味のかたまりのあいだに空白。敬語なし、漢字の積み重ねなし、飾りなし。N4の人でも、怖い思いをしている最中に読めます。そして、怖い思いをしている最中こそ、読む必要があるときです。

公平に書いておくと、やさしい日本語にも限界があります。法律や医療の場面で専門の翻訳の代わりにはなりませんし、上手に書くのは本当に技術が要ります。近道ではありません。

それでも私が何度も戻ってくるのは、この点です。日本語をめぐる話は、ほとんどいつも片側にだけ努力を求めます。外国人住民のほうがもっと勉強し、上の級に受かり、理解される資格を得る、という形です。

やさしい日本語は、その努力の一部を話す側に戻します。学ぶのに費用はかからず、その日の午後から効きはじめます。

日本でチームを率いているなら、その技術はもう持っています。相手に届くまで文を書き直すことは、お客様に説明するたびにやっていることだからです。

実際にどう書くのかを見たい方へ。このサイトの短い読み物は、同じ考え方で書いています。日常の場面、短い文、すべての漢字にふりがな。

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© 2026 Yoshi Takada · Fukuoka, Japan